最近の日本音楽のリズムは良い。
言うまでもなく、以下に例外的事例を幾つかあげて、その偏ったサンプルから一般化をした挙句、「日本人(全体)にはリズム感がある」との結論を導きたいのではない。
所謂音楽愛好家と呼称されている人と話す際に耳にする「日本人にはリズム感がない」という言明には、「日本人に本物のリズム感を持つものが誰もいない」というニュアンスを感じる。しかし、数は少なくとも日本人にも本物のリズム感を持っている人はいると思う。
まだ全体としての平均は高くないのかもしれないけれども、日本に限って言えば、昔のものよりも、最近のものの方がリズムは良いと感じているし、しばらくは良くなり続けると思っている。
数年前までは、母音を中心とした言語である日本語を扱う日本人が、子音的な「リズム」に適さないのかもしれないと思っていたけれども、流行りの最近の日本のヒップホップを聴いてみると、リリックや楽曲はともかくとして、リズムの良さとか押韻の上手さに驚かされることも少なくないし、まだまだ日本語にも日本人にもできることは大いにあると思う。
ここ何年かで一番、「日本」を入力した気がする。
とりあえず、「立ち上がれ、ニッポン!」みたいなことは思っていないとだけ付記しておく。
本ブログについて
普段考えている取り留めもないことを吐き出します。
内容は、音楽と本についてが多くなると思います。
読書量不足については思うままに罵倒してください。
音楽については、理論的なところにも多少の理解があるのでその辺りも仄かに織り込みたいとは思っています。しかしながら専門的教育を受けたことはほとんどありません。
まともなプロフィールを書こうかとも思いましたが、匿名性がネット文化の本来的おもしろさを担保しているとも思うだけ踏みとどまりました。
適当に記事の情報を拾いながら、キモオタでも美少女でもなんでも良いのでそれらしくイメージしてください。